2024年5月25日(土曜日)
本公演は終了いたしました。
スッペ/喜歌劇「軽騎兵」序曲
ケテルビー/ペルシャの市場にて
レハール/ワルツ「金と銀」
ヴォルフ・フェラーリ/マドンナの宝石
ポンキエッリ/歌劇「ジョコンダ」より"時の踊り"
ヘンデル/歌劇「セルセ」よりオンブラ・マイフ
池辺晋一郎/大河ドラマ「黄金の日日」よりテーマ
エルガー/愛の挨拶
クライスラー/中国の太鼓
サラサーテ/ツィゴイネルワイゼン
スメタナ/連作交響詩「わが祖国」より「モルダウ」
「最近リハーサルで昭和ネタが通じない!」と嘆く沼尻監督、ついに逆襲!!
東京オリンピックや大阪万博が華やかに開催された頃、家庭にステレオレコードプレーヤーが普及し始めました。クラシックの「定番」とされた親しみやすい名曲を集めたアルバムも一緒によく売れ、どの家庭にも1枚はありました(400万枚以上を売り上げた、伝説のイ・ムジチの演奏するヴィヴァルディの「四季」と並んで)。
お父さんたちは、海外旅行のお土産にもらった洋酒や、サントリーオールドを大切に飲みながら、時には家族と一緒にそれらに耳を傾けたのです。
その後のオーディオブームで、流行の中心が「惑星」や「オルガン付き」などの大規模作品に移って行ったせいもあり、当時の「定番」の中には、最近あまり聴かれなくなったものもあります。
今回は、昭和生まれ、昭和育ちの心の中に今も懐かしく消え残るそれらの名曲に、司会の池辺氏作の大河ドラマテーマ曲の傑作、キャスリーン・バトルの名唱で大ヒットしたCMで使われた「オンブラマイフ」などを加えた贅沢なプログラムを、閉館迫る昭和レトロの音楽の殿堂「神奈川県民ホール」でお楽しみいただきます。