2022年2月5日(土曜日)
本公演は終了いたしました。
山田耕筰/序曲ニ長調 曲目解説
ブルッフ/ヴァイオリン協奏曲第1番ト短調Op.26 曲目解説
シューマン/交響曲第2番ハ長調Op.61 曲目解説
2022年2月5日(土)神奈川県民ホールで行われます「定期演奏会第374回」公演は、新型コロナウイルス感染症対策による入国制限措置緩和の見通しが立たないため、本公演のソリストであるイム・ジヨンの出演を断念することといたしました。つきましては代わりにヴァイオリンの吉田南が出演をいたします。曲目の変更はございません。なお、本変更によるチケットの払い戻しは行いません。
何卒ご理解賜りますようお願い申し上げます。
吉田 南
1998年奈良県出身。5歳よりヴァイオリンを始め、桐朋女子高等学校音楽科卒業後は桐朋学園大学音楽学部ソリストディプロマコースを学費等全額免除特待生として修了した。現在、学長奨学金を得てニューイングランド音楽院、特別特待奨学生として東京音楽大学アーティストディプロマコースに在籍し、ミリアム・フリード、原田幸一郎、竹澤恭子の各氏に師事している。これまでに、2014年日本音楽コンクール1位及び5つの特別賞受賞の他、2015年シベリウス国際ヴァイオリンコンクール、2016年モントリオール国際音楽コンクール、2021年ハノーファー・ヨーゼフ・ヨアヒム国際ヴァイオリンコンクールなど数々のコンクールで入賞を果たしている。12歳で大阪フィルとの共演を皮切りに、国内のオーケストラ以外にも、ヘルシンキ・フィル、フィンランド放送響、モントリオール響など多数の著名なオーケストラと共演している。また、ボストン、シカゴ、ニューヨーク、テキサスの他、カナダ、ドイツ、オランダ、ベルギー、フィンランド、シンガポール、韓国、台湾など様々な国や地域で演奏を行っている。使用楽器は日本音楽財団より貸与された1716 年製ストラディヴァリウス「ブース」
ストラディヴァリウス1716年製ヴァイオリン「ブース」
1855年頃にイギリスのブース夫人が所有していたため、現在の名が付けられている。彼女はヴァイオリンの才能を発揮した2人の息子たちのためにストラディヴァリウスのクァルテットを形成しようと試み、この楽器を購入した。1931年にアメリカの名高いヴァイオリン奏者ミッシャ・ミシャコフ(1896〜1981)の手にわたり、1961年にはニューヨークのヘンリー・ホッティンガー・コレクションの一部となった。音色の美しさ、音の力強さにおいて知名度が高く、保存状態も優れている。
内容、開演時間等が変更となる場合がございます