Dramatic Series R.シュトラウス／歌劇「サロメ」 ※セミステージ形式

神奈川フィル Dramatic Series 　R.シュトラウス「サロメ」公演において、出演を予定しておりました 福井敬 は、急病により出演ができなくなりました。代わりまして、ヘロデ役には 高橋淳 が出演いたします。尚、このたびの出演者変更に伴うチケット代金の払戻しはございません。何卒ご了承くださいますようお願い申し上げます。

※本公演は休憩がございません。遅れてご来場された場合ご自席へのご案内はできかねますのでご了承ください。（扉近くの空いている席へご案内となります）

プレトーク等のイベントは予定しておりません。

沼尻竜典×広瀬大介による対談動画はこちら

音楽監督 沼尻竜典渾身のドラマティック・シリーズ！始まります

神奈川フィルがオペラ！？オーケストラの醍醐味とは、＜ドラマティックなスペクタクル＞、つまり「壮大な物語の表現」にあります。沼尻音楽監督の真骨頂でもあり、15年間の“びわ湖オペラ”芸術監督時代に、オペラの殿堂を創り上げたオペラ上演の手腕を、今度は神奈川フィルが発信するドラマティック・シリーズとして発信し、皆様に愉しんでいただけます。

世紀末のパリで、新約聖書での記述を題材にセンセーショナルに発表された英オスカー・ワイルドの戯曲「サロメ」。オーブリー・ビアズリーの挿絵や、画家ギュスターヴ・モローの「出現」ほか、「サロメ」を題材とした作品は何世紀にも亘って芸術家たちの創造力をかきたて、美術、演劇、音楽、文学と様々な分野で多くの作品が発表されています。今回上演する作品は、後期ロマン派を代表する作曲家の一人、R.シュトラウスによる歌劇「サロメ」です。総勢100名程度の大編成のオーケストラの演奏に加え、サロメ役田崎尚美、ヘロデ役福井敬、ヨハナーン役大沼徹の他にも、日本を代表する歌手だけによる「サロメ」を上演します。セミステージ形式というオーケストラが舞台上で演奏するオペラですが、各役の歌手は、オペラ上演としての演技をしながら舞台上で歌います。またドイツ語の原語上演ですが、日本語字幕を舞台上部に配置して、理解しやすく、初めての方々でもオーケストラと歌のドラマティックな共演を楽しんで頂くことが可能です。さらに演出として、照明家高山晴彦による効果的な彩色でストーリーに奥行きを持たせている事も、みなとみらいホールでのセミステージならではの効果的な演出です。ぜひご期待ください！