当団の第2代音楽監督を務められた外山雄三氏が2023年7月11日午後7時2分、逝去されました。享年92歳。
外山氏は1992年に当団音楽監督に就任。邦人作品を含むプログラムを意欲的に推進、当楽団の発展に大きく寄与されました。
当楽団との最後の共演は、2017年9月の定期演奏会第332回でした。自作の「オーケストラのための玄奥」、シューベルトの交響曲第7番「未完成」そしてプロコフィエフの交響曲第5番で手腕を発揮し、大きな成功に導きました。ここに、生前の氏の多大なる貢献に対し、心から感謝をささげ、哀悼の意を表します。
公益財団法人神奈川フィルハーモニー管弦楽団